このサイトは、アフィリエイトプログラムを採用しています。
食品工場をはじめ、製造業に就職・転職したい人は、「ライン作業って本当にきついの?」と疑問を抱いていませんか。
たしかに、ライン作業は単純作業の繰り返し、立ちっぱなしなど、肉体的・精神的に負担がかかる仕事です。しかし、全てのライン作業がきついとは限りません。
この記事では、ライン作業がきついと言われる理由や向き・不向き、比較的に負担の少ない現場の特徴、さらに他の仕事への選択肢まで、ライン作業経験者である私の体験談を交えて詳しく解説します。
つらい現状を変えたい方にとって、有益なヒントが見つかるはずです。
ライン作業がきつい5つの理由【体験談あり】

ライン作業が「きつい」と言われる理由は、主に以下の5つです。
それぞれの理由を以下で解説します。
【きつい理由1】同じ作業の繰り返しで飽きやすい
ライン作業は、基本的に同じ工程の繰り返しです。そのため、単調さに耐えられない人は、苦痛になりがちで、時間経過が遅く感じます。
さらに集中力を維持できず、ミスにつながることがあります。
私は10代後半頃に一度、製本のライン作業をアルバイトで経験しました。
作業が単調過ぎて「絶対にライン作業はやらない」と思った記憶があります。
そのアルバイトでは、ライン上にセットする資材の供給が間に合わず、何度もラインを停止させ、社員に嫌な顔をされました。
その顔が忘れられず、30年経過した今でも嫌な思い出として記憶に残っています。
【きつい理由2】立ちっぱなし・重労働など体力的に厳しい
長時間の立ち仕事や重量物の取り扱いは、足腰や腕に大きな負担がかかります。
特に普段から体を動かすことが苦手な人は、作業に慣れるまで、筋肉痛や体の疲れに悩まされるかもしれません。
現場経験者の私は体力に自信があり、重量物を扱う時には体に気を付けて作業します。しかし、床に落ちていた紙を拾おうとした際、ギックリ腰になった経験があります。
このように、いくら体への負担に気を付けても、足腰に疲労が蓄積し、何気ない日常の動作でも腰痛に悩まされます。
作業によっては、日常的に使っていない筋肉を動かすこともあり、腕・背中・指先などにも疲労がたまり、痛みを伴うケースがあります。
特に年齢を重ねると、体力も低下するため、40代以降の人は体力的にきついと感じるケースが多いです。
【きつい理由3】時間に追われるプレッシャーがある
製造ラインは一定のスピードで流れるため、作業に遅れが出ると自社だけでなく、サプライヤーやベンダーにも影響を及ぼします。
- サプライヤー:原材料、部品、製品、サービス等を提供する企業
- ベンダー:消費者に製品を販売する企業
製造業は、時間との戦いであり、いかに低コストで効率よく生産するかが企業収益のポイントです。そのため、製造業のライン作業は、焦りやプレッシャーを感じやすい傾向にあります。
ライン作業経験者の私の体験では、製造中にラインの機械が故障し、修繕に時間を要しました。その結果、修繕後に再稼働して生産が完了したのは深夜です。
また、トラブル時には事務所に報告し、営業、委託運送業者、物流センター、取引先に状況を連絡。従業員やサプライチェーンの協力により、事なきを得た経験が何度もあります。
時間通りに作業する理由は、販売機会の損失や顧客からの信頼を失うことを回避するためです。
取引先に対し、定刻通りに商品が届かない場合には、自社・取引先ともに販売機会の損失となり、企業収益の低下につながります。
さらに、製造遅延が発生した場合には、残業代などの人件費や水道光熱費のコスト増加につながり、企業損失がでます。
取引先によっては、時間通りに納品できないことに対し、ペナルティが発生するケースもあります。
【きつい理由4】ミスが許されないプレッシャーが強い
製造するうえで、絶対にミスは許されません。些細なミスでも、品質に影響を及ぼすからです。
そのため、「ミスしてはいけない」と暗示をかけるように自分に言い聞かせると、返って重度のプレッシャーになりかねません。
プレッシャーに慣れている人や楽しめる人は、限られています。多くの人は、プレッシャーに耐えながら作業しているのが現状です。
特に、製品の品質に直結する工程では、少しのミスでも不良品につながり、責任を問われることもあります。これが精神的ストレスの原因になるので注意が必要です。
実際に、私も重度のプレッシャーを抱えながら作業していました。
その際、常に心がけていたことは「ミスしたときの対処法」です。
上司に相談し、ミスした際にはどうすればいいのか事前に確認することで、プレッシャーが緩和されます。
ただし、緩和されるだけで「ミスが許されるわけではない」点に注意し、作業に取り組みましょう。
上司やベテランの作業員は、何度もミスを経験しているため、相談すればサポートしてもらえます。
人間関係が苦手な人でも、良好な関係を築ければ、プレッシャーの緩和に役立ちます。
【きつい理由5】職場の人間関係が悪いと地獄
工場のライン作業は、閉鎖的な環境です。周囲との人間関係が悪いと仕事自体がつらくなります。
たとえば、シフト交代や作業ミスの責任を巡り、トラブルが起きることも少なくありません。
その他にも、作業トラブル時に相談できず、些細なミスでも職場内で収まらず、会社全体、サプライチェーン全体、取引先にまで影響を及ぼす可能性があります。
とは言っても、人には相性があるのも事実です。まずは、「自分と他人は違うんだ」ということを認識することから始めましょう!
次は、違いを認めたうえで、「どうすれば円滑に作業できるか」を考えます。相性の悪い相手とのコミュニケーションはきついです。
しかし、自分や周囲の人たちと円滑に作業するには、相性が悪くても最低限のコミュニケーションは不可欠です。
そのため、相性の悪い相手も業務上の会話はするでしょう。話しかけても会話に応じない場合は、上司に相談し、対処してもらうことをおすすめします。
自分で解決しようと画策すると、関係悪化につながり、今後の業務に支障をきたして「ライン作業はきつい」と感じるかもしれません。
ライン作業に向いている人・向かない人の特徴

ライン作業を経験した人なら、自分の向き不向きを判断できます。しかし、ライン作業に従事したことのない人は、自分が向いているか、向かないのか分かりません。
ここでは、ライン作業に向いている人・向かない人の特徴をご紹介します。
ライン作業に向いている人の特徴3選
ライン作業に向いている人は、以下のような特徴があります。
このようなタイプの人は、ライン作業のリズムに慣れやすく、ストレスを感じにくい傾向にあります。
単調作業に集中できる人
単調な作業は、変化がなく、すぐに飽きます。しかし、集中できる人は、周囲を気にせず、指示内容をこなせます。
ただし、指示する際には注意点があります。あいまいな表現や不適切な指示は、正確な作業が行えず、業務に支障をきたします。
体力に自信のある人
立ちっぱなしや重労働でも疲れにくく、疲労回復も早いでしょう。
コツコツ作業できる人
集中力が高く、周囲を気にせず指示されたことを淡々とこなせます。
常に作業効率を考えている人
作業効率のムダが嫌な人は、常に以下のことを考えています。
- 「この方法が速いな」
- 「こうしたら体力的に楽になるな」
- 「この作業を自動化すれば、人材を削減できる」など
自分だけでなく、他人の作業内容も気になります。この感覚を持つ人が会社にいると、ムダを発見でき、労務管理や業務効率化に役立ちます。
上司に認められれば、ライン作業以外に会社全体の業務改善に取り組め、収入アップも期待できます。
また、企業や採用担当者によっては、コミュニケーションスキルの高い人を項目に挙げるケースもありますが、すべての作業員に求められるスキルではありません。
たとえば、ライン作業の求人内容に「コミュニケーションスキルの高い人」とある場合には、ライン作業以外に企業の意図があります。
それは、「作業を覚えてもらい、その後、リーダー的存在や管理職に育成していこう」というものです。
面接で不採用になったときは、もしかすると前述の意図に合致しなかったケースも考えられます。
ただし、作業員ままでいいと思う場合は、最低限のコミュニケーションが取れれば、作業に支障はないので気にする必要はありません。
向いていない人の特徴3選
ライン作業に向いていない人の主な特徴は以下の通りです。
これらに当てはまる人は、他の職種を検討すればミスマッチを避けられるでしょう。
また、ライン作業に向いていない人の特徴に当てはまっても、諦める必要はありません。
将来を見据えて、
「管理職を目指しています。現場を経験するためにもライン作業を学ばせてください」
とアピールすれば、歓迎される可能性は十分にあります。
きついと感じにくいライン作業の見分け方
大前提として、ライン作業は体への負担が大きく、人間関係や職場環境も影響します。
実際には、単調作業は嫌だけど、我慢して継続できるレベルでも「職場環境が悪い」とライン作業のせいにしがちです。
以下では、ライン作業がきついと感じにくい作業の見分け方やポイントについて解説します。
軽微なライン作業で人気の現場
比較的作業が軽く、人気のあるライン作業には以下のような作業があります。
食品や薬品の製造、機械の組み立てといった職種では、軽微なライン作業があります。実際に販売されている商品の形状や大きさ、内容物からある程度は判断できます。
ただし、軽微なライン作業でも、実際に働いてみると工場や取扱品の臭気(食品、薬品、機械オイル臭など)によって体調を崩す人もいます。
就職後、すぐに退職しないためにも、事前に工場見学などを通じて職場体験をしておきましょう。
職場環境の見極めポイント
職場環境は、以下のポイントで見極めましょう!
これらの要素によって、仕事の快適さは大きく変わります。応募前に職場見学や口コミチェックをおすすめします。
冷暖房の有無は、快適に作業するうえで不可欠です。
取扱商品の品質を維持するため、あえて室温を15度以下に維持している工場、クッキーやパンのように焼成工程があり、室温が40度以上になってしまう工場などさまざまです。
私は多汗症で、湿気の高い場所や室内が暑い環境での作業は苦手です。
湿度や室温の高い環境で作業したときには、汗で服や帽子がびしょ濡れで、ひどいときには、長靴の中に汗がたまることもありました。
そのため、約2時間おきに、前身の着衣を着替えていました。
このように、暑い環境では作業着や下着の着替えが必要となるため、事前に作業着は「何着、支給されるのか」「自主購入できるのか」確認しましょう。
清潔感も重要です。誰しも汚い環境で働きたくないでしょう。
ただし、建屋は古くても常に衛生的に維持している工場も多く存在します。「建屋の古さ=汚い」は誤りです。
工場の衛生面をチェックしたい場合は、工場見学や面接時にトイレをお借りしましょう。
トイレの清掃を積極的に行っている企業は、衛生面への配慮がなされている証拠です。必ずしもすべての従業員が取り組んでいるとは言えませんが、少なからず衛生面の判断材料になります。
休憩時間やシフトの柔軟性は、長期勤務を検討する際に重要です。
頻繁に休憩を取る職場では、休憩が多くて良いイメージがある一方で、体力的にきつい要素を含んでいる可能性があります。
柔軟にシフト変更ができる職場であれば、急な用事や体調不良などで会社を休みたい場合にも気兼ねなく休暇を取れます。
さらに、就業場所の周囲の状況も重要です。というのも、大企業の多くが、一級河川の近くに工場を構えていますが、これは工場で使用する水を確保するためです。
河川近くの工場は、水の供給に困りませんが、河川付近は害虫・害獣・害鳥の発生が多く、自然災害の危険もあります。
職場環境を判断する際には、ライン作業だけを見るのではなく、実際に自分が働くイメージで企業を比較検討することが重要です。
ライン作業がきついと感じたときの対処法

ライン作業がきついと感じたときには、以下の方法で対処しましょう。
一般的に、作業中の無駄な動きは、タイムロスにつながるとして注意を受ける職場もあります。
そのため、背伸びや屈伸といった軽い運動など、ライン停止中にどの程度であれば、動いていいのか確認しておきましょう。
また、ライン作業の「きつさ」は、同じ作業でも人によって異なります。無理が限界に近づく前に我慢せず、上司や同僚に相談しましょう。
部署異動や作業内容の変更など、改善策が提示されることもあります。
膝や手首のサポーター、足の痛みを軽減する靴のインソールなど、異物混入の原因として自己判断での持ち込みを禁止している企業は多数存在します。
何かしらの対処を講じなければ、継続勤務が困難になりそうなときは、事前に上司や相談窓口などに相談することをおすすめします。
ただし、相談しても改善が見込めない場合は、他の部署への異動や転職を視野に入れるのも有効です。特に長期間のストレスは、心身に大きな影響を及ぼします。
就職・転職を探す際には、以下の大手転職サイトがおすすめです。
ライン作業以外で未経験から始めやすい仕事5選
ライン作業に従事したい人や、ライン作業しかできないと思い込んでいる人は、以下のような悩みや希望を抱いていませんか。
このような悩みや希望を抱いている人は、ライン作業以外でも活躍できる職種があります。
特に未経験からでも始められる仕事を5つご紹介します。
| 業種 | 未経験から始めやすい理由 |
| 倉庫内軽作業 | ・仕分けやピッキングなど、ラインよりも自由度が高い ・比較的楽な現場が多い |
| 清掃・ビルメンテナンス | ・マイペースで作業できる ・精神的な負担は少なめ ・体力面でも比較的優しい仕事が多い |
| コールセンター | ・座り仕事で体力的な負担が少ない ・コミュニケーションスキルが求められる |
| 介護職(軽作業メイン) | ・未経験でも始めやすい ・資格取得の支援制度を設けた職場もある ・人と接するのが好きな人に向いている |
| ITサポート系(研修制度あり) | ・パソコンが苦手でも研修でスキルを習得できる ・将来性のある分野 ・即戦力として活躍できる人材が求められる傾向にある ・未経験でもやる気さえあれば採用される ・若返りを図る目的で、未経験者を採用しているケースもある |
求人の中には、未経験者歓迎や研修制度が設けられている職種もあり、若さを武器に積極的に応募しましょう。
最近では、総合職や管理職を目指す人より、専門職を突き詰めて「自分しかできないスキル」を身に付けたい人が増加傾向にあります。
その背景には、
- 「上司を見て、あのようにはなりたくない」
- 「人間関係でストレスを抱えたくない」
- 「ライフバランスを重視したい」
- 「給料が安い」
といった悩みを抱えている20~30代の若年層が増えています。
どの職業でも悩みやストレスは付き物です。ただし、それに見合うだけの報酬をもらえれば、考え方や捉え方に変化が生じます。
実際に、私も昇進するごとに業務内容がきつくなり、「月給20万円で、ライン作業の方が楽でよかった」と感じたこともありました。
しかし、昇進するたびに20万円・30万円・40万円と昇給し、自由にできるお金も増えました。
その結果、心にゆとりが持て、立ち振る舞いや言動の変化、周囲の環境も好転した経験があります。
「ライン作業がきつい」と感じている人は、「仕事は、お金を稼ぐ一つの手段」と考え、その他の職種も検討してみましょう!
【体験談あり】ライン作業がきつい5つの理由と向き不向きを徹底解説:まとめ

ライン作業は、体力・集中力・人間関係など多くの面で負担を感じやすい仕事です。
しかし、すべてのライン作業が過酷というわけではなく、職場や工程の選び方次第で働きやすさは変わります。
自分に向いている環境を見極め、無理をしすぎずに行動することが大切です。
つらいと感じているなら、思い切って職場を変えるのも一つの選択肢。就職・転職サイトを活用すれば、あなたに合った働き方がきっと見つかりますよ。


